広島カープ

☆3/26寸評(2)☆大瀬良投手が5回1失点でローテ手中に

今日の先発は大瀬良投手でした。右わき腹痛で出遅れながらも、ここへきて開幕ローテーションに滑り込もうとする勢いで復調してきました。今季の先発投手陣のキーマンでもあり、期待も大きな大瀬良投手が、今日の先発最終テストで5回1失点に抑える好投で、開幕ローテーション入りを手中に収めました。

大瀬良投手は初回、今宮選手、本多選手と連続三振で、さらに柳田選手には内角の球でボテボテのファーストゴロに抑え、上々のスタートを切りました。2回には内川選手にセンターへヒットを打たれ、さらにデスパイネ選手には四球を与えたものの、続く中村晃選手のバントは素早いフィールディングでサードフォースアウトにし、その後も松田選手、甲斐選手をしっかり抑え、ピンチを見事に脱しました。

5回には松田選手に真ん中に入ってしまった変化球をレフトスタンド場外に運ばれる特大アーチを浴びてしまい、さらに続く甲斐選手にはボテボテのショートゴロが内野安打となり、ランナーを出してしまいましたが、その後3人をピシャリと抑えて、5回、77球、被安打4、1失点でマウンドを下りました。

今日の大瀬良投手は先発として感覚を取り戻すかのように、ストレートに変化球を上手く交えながら、ランナーを出しながらも粘りのピッチングを見せました。しかし、今日も5回までで降板しており、投げた球数は77球。オープン戦では7回前後、100球程度を投げる機会がなかったのが、開幕へ向けての懸念材料ではありますが、大f:id:moritakatan:20170327190356j:image瀬良投手がある程度先発として役割が果たせるようになれば、大きな戦力となるでしょう。